樹建築工房
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失敗しない家づくり
とは
 

〜家づくりを考えているけど

何からはじめていいかわからないというあなたへ〜

 
 私は建設会社の社長という立場から家づくりとモノづくりを通じて人々の生活をより豊かにするためのお手伝いをしています。
 家を建てたい、リフォームをしたいけど何からはじめていいのかわからないというあなたのために、「失敗しない業者の選び方のコツ」を少し違った視点でお話します。
 今、書店にはハウスメーカーや工務店の失敗しない選び方、会社との交渉の仕方や、いざという時に後悔しないための契約術、見積書の見方など、役に立つ情報が書籍となりたくさん出版されています。百戦錬磨の営業マンに勝る交渉術なども見られます。
 確かにそういった経験者の声や知識は大切です。しかし、実際に家を建てるのはあなた自身なのです。本当にそれだけでいい業者選びができるのでしょうか? さまざまな業者選びのコツの情報がある中で私はあえてあなたが大事にしなくてはいけないことをお伝えしたいのです。

 それは、「失敗しない業者選びのコツ」はあなたの考え方が何よりも大切だということ。確かに、見積書の見方や契約書の内容など現実的にクリアしなければいけない要素はたくさんあります。
 しかしこういったことを覚える前にとても大切なことがあるのです。よく住宅雑誌などを読むと、「一社の工務店だけに相談するのは危険だ。何社ものメーカーや工務店と同時に検討をする必要があり、特に見積りはそれぞれ比較検討しなければ安心できない」と書いてあります。実際はどうなのでしょう?

 何社も比較検討する前に、あなたやその家族の家づくりに対するビジョンを明確にしなければ何も始まりませんし、基本的な考え方をどこにおくのか、どんな家づくりをしたいのか?、が先にあります。



 「こんな家に住みたい」「ここをこんな風に使いやすく直したい」という明確なビジョンがなければ、それを実現できるハウスメーカーや工務店、設計事務所などを探し選択する基準がありません。
 あなたやその家族のビジョンに基づいた家づくりを実現できる会社を見つけるためには、それこそさまざまな情報を集め、建築現場や完成した家や、入居者宅に足を運び、会社を訪問したりして携わっている人たちの人間性に触れた上で、初めてコスト的に可能かどうか検討しなければなりません。たとえば、自然素材の家の見積もりを、全く扱ってない会社に依頼しそれだけで決めてしまっては、すし屋にフランス料理を頼むようなことになりかねません。もちろんコストも上がるでしょう。いい業者選びは膨大なエネルギーのいることです。
 でも、このプロセスをいい加減にしてしまうと後で後悔することになります。重要なのは闇雲にプランを作成させ見比べたり、相見積りをしたりすることではありません。本当にこの会社でいいのかな?この工務店でいいのかな?と、的確な判断はプランや見積りをしてもらう前にすることなのです。そのためのエネルギーを惜しんではいけないと思います。見積りを何社とっても実際の家づくりは見えてこないのです。
 家づくりは家電製品や車とは違います。全く同じもの、全く同じ仕様のものはありません。どこのメーカー、どこの工務店だって大差ないという訳にはいかないのです。何しろ一棟一棟全部違うのですから。
 「完成度の高い工場製品であればいい」「機能さえ満たしていればどこのメーカーでもいい」「コストさえ安ければいい」という考えもあるとは思いますが、住宅にはその論理は成り立ちません。それぞれ一棟一棟違うものを同じものとして相見積りを取っても何を比較しているかわからないということになります。

 会社によって経費の比率も違いますし、使用する材料も異なります。それ以前に、家づくりに対する会社の考え方やあり方、仕事の進め方など基本的コンセプトもまったく違います。

 家づくりは、たとえ大手プレハブメーカーといえども手作り要素が大きいものです。人手のウエイトが高いものは、関わっている人たちの心のありかたで出来不出来が大きく左右されてしまいます。「ここかな?」と思う会社の家を「建築中」「完成」と見て回り、コストに応じた自分にとっての「いい家」の完成イメージを描けるくらいまで、実物大で勉強することが必要なのですね。
また、家の設計は本気であればあるほど、そんなに簡単で済むものではありません。「ちょっとプランを描いて見ましょうか?」と、安易に提案できるものでもありません。多くの人が、「営業マンが勝手にプランを描いてくれるけど、ろくでもないものばかり」と嘆いていますが、それは当然のことなのです。設計担当者が、建てるかどうかわからない人のプランを真剣に全力を上げて提案できるはずはないのですから。

 あなたとその家族の家づくりに対する考え方が明確でなければ迷いが多くなり、結果として納得の出来ない家づくりになりがちです。自分たちの思いや考えを整理し、明確にしていく勉強時間が必要なのですね。そうすれば必ず一緒に家づくりを実現していくベストな会社や建築士との出会いがあります。
 まずは、あなた自身が、明確なビジョンを持ち、その要望を工務店や建築士さんにきちんと説明してみてください。そこでの価値観やフィーリングも大切なことです。家づくりやリフォームなどは出来上がって初めて評価できるもの。通常の商品のように契約した段階では実際に作るプロセスが見られませんしね。
だからこそ一緒に歩んでくれるプロのアドバイザーが必要なのです。

 あなたはどんな家に住みたいですか?「失敗しない業者選びのコツ」はあなたの考え方が何よりも大切だということす。
 諸経費や別途にかかる費用など家づくりをする場合には建築確認申請や契約書に貼る印紙代などの工事前にかかる費用や工事後にかかる不動産取得税や固定資産税、都市計画税、登記費用などが思っている以上にかかってしまうことがあります。

また、助成金や補助金などが出る場合や、税金の軽減措置などは、事前に届けないと適用にならない場合も多いので、事前にどのぐらい諸経費がかかるのかをシミュレーションしたり相談できる住宅ローンアドバイザーやファイナンシャルプランナー等の資金計画ができるパートナーがいれば安心だと思います。

あなたの家づくりを真剣に応援します!


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